X68000にはたくさんのFD資産があり今後も活用していく予定です。しかしながらFDでは取り回しが悪いのでできることならHDD内で管理したい。がHDDに移すには手間がかかります。
そこでFD丸ごとをイメージ化してHDDに保管し必要時はこれを実行するようにします。
実機からFDイメージを起動するには「2HDBOOT」というフリーソフトを使用します。
2HDBOOTの書式は下記の通りです。
2HDBOOT [-$<メモリ割り当て>] -a<AドライブのイメージファイルPATH> [-a<Aドライブの入れ替え用イメージファイルPATH>] [-b<BドライブのイメージファイルPATH>]
パラメータ | 必須 | 備考 |
-m<メモリ割り当て> | 起動時のメモリ割り当てを設定します。メモリが載っていることが前提ですが本来の必要最低用よりは少し多めに設定してください。省略可能なパラメータですが、実質必須設定と考えてください。 | |
-a<AドライブのイメージファイルPATH> |
1つは 必須 |
FDのAドライブに入れるべきイメージファイルを指定します。パラメータは-aと-Aが指定できます。前者はイメージをメモリ上にロード、後者はSCSIデバイス経由でファイルを読み書きします。 |
-b<BドライブのイメージファイルPATH> |
|
FDのBドライブに入れるべきイメージファイルを指定します。パラメータは-bと-Bが指定できます。前者はイメージをメモリ上にロード、後者はSCSIデバイス経由でファイルを読み書きします。 |